裁判員制度と陪審員制度

いよいよ裁判員制度がはじまりますね。

さて、この裁判員制度とはどのような制度なのでしょうか?
そして、アメリカの陪審員制度とはどう違うのでしょうか?

アメリカの陪審員制度も、日本の裁判員制度も、
一般市民が参加するという意味では、同じです。

ただ、細かい部分で違いがあります。
決定的に違うのは裁判に参加する人です。

アメリカの陪審員制度は、一般市民が裁判官の代わりに
有罪か無罪かを決めるという仕組みです。
つまり裁判のプロである裁判官は参加しないのです。

それに対し、日本の裁判員制度は、一般市民から選ばれた6人と、
プロの裁判官3人が一緒になって裁判に参加し、有罪か無罪か、
有罪なら懲役何年かを決めるという仕組みとなっているのです。

そして、意外と知られていないのが裁判の種類と判決の仕方。

アメリカの陪審員が判断するのは、被告が無罪を主張している裁判に限ってのことです。
被告が罪を認めていれば、プロの裁判官が審理をして有罪判決を言い渡します。
つまり、陪審員は参加しない裁判となります。
被告が無罪を主張している場合は、被告の人権を守るためにも、
一般市民の代表が審理を担当し、有罪か無罪かを判断することになっているのです。
そして、有罪と決まればその後、裁判官が法律にもとづいて、懲役何年などと決めます。

一方、日本の裁判員制度は、被告が無罪を主張していようが、罪を認めていようが、
関係ありません。
そして、もし有罪なら懲役何年かをも決める仕組みとなっています。
そして、裁判員が関わる裁判所は地方裁判所だけで、
裁く犯罪は殺人や強盗など凶悪犯罪に限られます。
裁判が高等裁判所に控訴されたら、裁判員には関係なくなります。
後はプロの裁判官だけの世界で裁かれるのです。

日本の裁判員制度とアメリカの陪審員制度、同じようで結構違う点があるのです。
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Tracked: 2009-07-29 10:28
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