サケとしゃけの違い

魚の鮭、当然みなさん知っていると思います。
でも読み方は「サケ」とも「しゃけ」とも読んでいると思います。
どっちも正しいような気がしますが、なにが違うのでしょうか?
サケとしゃけの違いってなんでしょうか?

諸説ありますが、個人的に一番もっともらしい説は「方言説」です。

・方言説
そもそもの鮭の読み方は「サケ」が本当の発音。
「しゃけ」は江戸時代の頃の人たちが、
さ・し・す・せ・そ・をうまく発音できないことから、
「サケ」ではなく「しゃけ」となまって発音した。

これが由来のようです。
その他、まだまだ方言説はあって

・鮭の語源であるアイヌ語「シャケンベ(夏食)」からきていて、
 アイヌ語には「サ」と「シャ」の発音の区別がなかったため、
 後にそれを聞いた和人が両方使った。
・主に関東方面の方言。
・日本海側では「さ」の発音を「しゃ」と言った。

などなど方言説だけでも色々です。
また、その他にもいろいろな説があります。

・生きている鮭は「サケ」。捕獲されて加工されたものが「しゃけ」。
・捕獲されても調理前は「サケ」。包丁を入れて味のついたものが「しゃけ」。
(辞書によっては、「シャケ=主に加工した物をいう」と注釈がついているものもあります)
・鮭の中でも「白鮭」の別名が「しゃけ」

調べれば調べるほど、真相は不明です。
ただ、大した違いはないってことでしょうね。
タグ:サケ しゃけ

フレンチキスとは

フレンチキスと聞いたら、みなさんはどのようなキスを想像しますか?

軽くふれるだけのソフトなキスを想像する人が多いのではないでしょうか?
テレビなどを見ていると、フレンチキスはソフトなキスとして扱っていることが
多い気がします。

しかし、フレンチキスというのは、実際はディープキスのことなんです。
知ってました?

フレンチキスに対するこの誤解は、フランスという国に対する日本人のイメージが
生んだともいわれています。

余談ですが、AKB48から派生したグループ『フレンチ・キス』のキャッチフレーズは
「親に紹介したい3人組」
なんです。
「ふんわり系お嬢様ユニット」
といわれることもあるようです。

これは明らかにフレンチキスがソフトなキスと勘違いしている象徴だと思います。
ディープキスが親に紹介したい3人組のわけないですもんね・・・。

まぁ、フレンチキス=ディープキスと知っている人からすれば、
何をいまさらって感じですが、
知らない人、勘違いしていた人にとっては、結構衝撃的な事実だったのではないでしょうか?

裁判員制度の続き

前回は『裁判員制度と陪審員制度』について書きました。

今回は、さらに詳しく裁判員制度を見ていきます。

まず、裁判員はどのように選ばれるのでしょうか?

裁判員を選ぶ際、有権者名簿をもとに選びます。
つまり、20歳以上が対象となります。
毎年、有権者名簿から抽選で翌年の裁判員候補者を選び出します。
この作業をするのは、各市町村です。
市町村は、この名簿を管轄の地方裁判所に送ります。
地方裁判所は、この名簿をもとに、裁判員候補者名簿を作成。
この段階で、該当者には
「裁判員候補者名簿に名前が載りました」
という知らせが届きます。

でも、この知らせが来たからといって、必ず裁判員になるとは限りません。
あくまで「候補」になったに過ぎません。
その後裁判所は、裁判ごとに、裁判員候補者名簿から候補者を選び、
裁判所に呼び出します。

裁判所に出頭すると、その人が裁判員にふさわしいかどうかの審査が行われます。
裁判長が、被告や被害者と関係がないかどうかを聞くのです。
関係があれば、裁判員から除外されます。

また、検察官や弁護士も、
「この人が裁判員になったら自分に不利かも知れない」
と考える人に関しては、それぞれ4人まで除外することができます。

これらの審査を経て、除外されなかった人の中から、裁判員が選ばれるのです。
選ばれた裁判員が、裁判の途中で都合が悪くなったり病気になったりする
可能性がありますから、数人の補欠(補充要員)が選ばれます。

さて、仮に裁判員に選ばれた場合、どのような扱いになるのでしょう?

あなたが裁判員に選ばれたら、その期間だけ、非常勤の国家公務員の扱いになります。
そして、日当を受け取れます。

その代わり、原則として裁判員に選ばれたら、拒否できないことになっています。
会社も、社員が裁判員に選ばれたら、認めなければいけないのです。
なぜならば、裁判員制度は国民の義務だからです。
ただ、親の介護など、やむを得ないと裁判長が認定した場合のみ、
免除されることもあります。
また、70歳以上の高齢者や学生は辞退できます。

また、裁判員に選ばれた際、禁止事項があります。

もし被告やその関係者から金銭を受け取った場合、収賄罪に問われます。
まぁ、これは当然といえば当然です。

また、裁判が終わっても、裁判に関する情報を第三者にもらすことは禁止です。
これはなかなか厳しい取り決めです。
飲みの席などでついつい話してしまいたくなるでしょうが、
もし話してしまうとアウトです。

その一方で、裁判員の個人が特定されるような情報も非公開にして、
あなたが判決を下した後、被告の関係者から狙われるようなことを防ぎます。

裁判員制度は色々細かい取り決めがあり、結構やっかいですね。
タグ:裁判員制度

裁判員制度と陪審員制度

いよいよ裁判員制度がはじまりますね。

さて、この裁判員制度とはどのような制度なのでしょうか?
そして、アメリカの陪審員制度とはどう違うのでしょうか?

アメリカの陪審員制度も、日本の裁判員制度も、
一般市民が参加するという意味では、同じです。

ただ、細かい部分で違いがあります。
決定的に違うのは裁判に参加する人です。

アメリカの陪審員制度は、一般市民が裁判官の代わりに
有罪か無罪かを決めるという仕組みです。
つまり裁判のプロである裁判官は参加しないのです。

それに対し、日本の裁判員制度は、一般市民から選ばれた6人と、
プロの裁判官3人が一緒になって裁判に参加し、有罪か無罪か、
有罪なら懲役何年かを決めるという仕組みとなっているのです。

そして、意外と知られていないのが裁判の種類と判決の仕方。

アメリカの陪審員が判断するのは、被告が無罪を主張している裁判に限ってのことです。
被告が罪を認めていれば、プロの裁判官が審理をして有罪判決を言い渡します。
つまり、陪審員は参加しない裁判となります。
被告が無罪を主張している場合は、被告の人権を守るためにも、
一般市民の代表が審理を担当し、有罪か無罪かを判断することになっているのです。
そして、有罪と決まればその後、裁判官が法律にもとづいて、懲役何年などと決めます。

一方、日本の裁判員制度は、被告が無罪を主張していようが、罪を認めていようが、
関係ありません。
そして、もし有罪なら懲役何年かをも決める仕組みとなっています。
そして、裁判員が関わる裁判所は地方裁判所だけで、
裁く犯罪は殺人や強盗など凶悪犯罪に限られます。
裁判が高等裁判所に控訴されたら、裁判員には関係なくなります。
後はプロの裁判官だけの世界で裁かれるのです。

日本の裁判員制度とアメリカの陪審員制度、同じようで結構違う点があるのです。

ウソのつきかた

みなさん、ウソをついたことはありますか?
まぁ世の中の99%の人は大なり小なりウソをついたことがあると思います。

そして、そのウソがバレて痛い目にあった人も少なくないはずです。
特に男性。
では、女性のウソはなぜ見破りにくいのでしょう?

さて、ウソをつくときですが、男性と女性でウソのつきかたが違うのをご存知ですか?
もちろん、例外の人もいるとは思いますが、一般論でいうと違うのです。

そのウソのつきかたの違いは、実は脳の構造が違いから来ているのです。

ウソをつくとき、
男性は目をそらしてしまいます。
女性は相手の目をみてそらしません。

ここがポイント。

つまり、男性はもともと女性と比べるとアイコンタクトの時間が短いです。
相手をジッと見ながら話すことを苦手としています。

そして、女性はその逆。
相手の目をジッと見て話す人が多いのです。

これは脳の仕組みの違いなので仕方ありません。
そして、一般的にやましいことがあると目をそらすなんて言われています。
この一般論、男性にとってはつらいです。

つまり、男性はウソを見破られやすい脳の仕組みを持っているのです。
そして、女性はウソを見破られにくい脳の仕組みを持っています。

この脳の仕組みを知っていれば、ウソがばれそうになり、決定的な証拠がないとき、
相手の目を見て難を逃れるなんてことができるかもしれません。

しかし、みなさん、できるだけウソはつかない方がいいですよ!
タグ:ウソ

1円玉を作るのにはいくらかかるのか?

1円玉を製造するのに、費用はいくらかかっているのでしょうか?

その答えは、材料費とその製造費用・人件費なども含めると
1円玉を作るのに約1.6円〜2円ほどかかっているそうです。
原料となるアルミニウムの原価だけで1枚あたり0.7円程度かかっているそうです。

ということは、1円玉は作れば作るほど赤字となっているということ。
非常に残念です。

ちなみに紙幣の製造費は、
1000円札は約14円20銭、
5000円札は約20円20銭、
10000円札は約21円70銭かかっているそうです。
タグ:1円玉

当選確実の仕組み

選挙番組などを見ていると、開票率0%にもかかわらず『当選確実』が出たりします。
この『投票確実』とは一体なんなのでしょうか?


選挙というもは、投票の数により当選、落選が決まります。
これは当たり前のことですが、ただこの開票結果を待って放送していたら、開票の間、手持ち無沙汰になってしまうでしょう。
なので、開票結果以外に番組独自で調査を行い、開票率が100%になる前に『当選』を予想するのです。
そして、その予想により『当選』間違いないだろうとされる候補者に対し、『当選確実』が出るのです。

『当選確実』は、あくまで予想のため、100%信頼できるわけではありませんが、ほぼ100%正しいといえるでしょう。
万が一、誤った『当選確実』を出してしまった場合、テレビ局では責任者の更迭人事をとっています。

それでは、その『当選確実』の根拠となる調査はどのような方法があるのでしょう?
最も有名なものが『出口調査』です。

『出口調査』とは、選挙結果を事前に予測するため、投票所の出口で投票した人に直接、投票行動を尋ねて調べることをいいます。
これにより精度の高い選挙結果の予測ができます。
日本の大型国政選挙では全国で数十万人を対象に実施されるとも言われています。

この『出口調査』の他にも、マスコミ各社は色々な方法をとっています。
1つは、各選挙区における立候補者の知名度や実績、地盤や組織票の強さ・各区における支持政党の傾向などを投票前のアンケートや経験則から知り、利用します。

他には開票作業所の取材が挙げられます。

開票作業はまず、投票箱をいったん開けて、候補者別におおむね山分けした後、数え始めます。
そして何度も何度も確認して間違いがないと分かった数だけ、『開票済み』として発表します。

そのため、開票率0%であっても、各開票所では、かなり作業が進んでいるのです。
つまり、開票率0%でも、候補者別に分けられた山(束)を見れば、大まかな予想はつくのです。
マスコミ記者は、遠くから双眼鏡でその山を確認し、山の大きさから当選者を予想します。
事前の世論調査や当日の出口調査以外に、開票所の取材も大きくものを言うのです。

『メンマ』と『しなちく』はどう違う?

ラーメンにのせたりする『メンマ』。
しかし、人によっては『しなちく』と呼ぶこともあります。
この『メンマ』と『しなちく』には違いがあるのでしょうか?



結論から言うと、『メンマ』と『しなちく』は同じものです。
昔は『しなちく』、現在は『メンマ』と呼ばれています。

『メンマ』、『しなちく』の原料は、台湾や中国が原産の麻竹(まちく)というタケノコです。
麻竹(まちく)を茹でた後に乳酸発酵させ、それを更に乾燥して細かく裁断し日本に輸出されます。
中国はかつて『支那』と呼ばれていたため、その『支那』の竹ということで『支那竹(しなちく)』と呼ばれていました。

しかし、昭和21年6月21日に外務省が、「『支那』は中国の蔑称なので、使用は極力避けるように」という発表をしました。
そのため、『しなちく』という呼び名はなくなっていきます。
それに伴い、『しなちく』に変わる名前が求められはじめます。

そして、昭和27年、丸松物産株式会社という会社の松村秋水会長が、
「麺の上に乗せる麻竹(まちく)だから、『メンマ』でいこう」
と突如言い出しました。
これがきっかけで『しなちく』は『メンマ』という呼び名に変わっていったのです。

現在は、ほとんどの人が『メンマ』と呼ぶでしょう。
マスコミ各誌でも『メンマ』で統一されています。



しかし、『支那』という言葉がダメということなら『支那そば』はどうなるのでしょうね?
不思議です。

偽札を見つけたら・・・

時代が進むにつれて通貨偽造の技術が向上し、偽札が出回る事件が多発してきています。
北朝鮮に至っては、3大輸出品の1つが偽札であるといわれるくらい偽札は世間に広まってきています。
だからこそ、誰にでも偽札と遭遇する可能性はありますが、もし偽札を発見したらどうすればよいのでしょう?


昔は、警察に届け出ると、証拠物件として押収され、真札とは交換してくれないことになっていました。
つまり、届け出た側はその額だけ損をすることになります。
かといって、偽札であること、偽札の疑いがあることを知りながらそれを使用した場合は、
「偽造通貨収得後知情行使罪」(額面の3倍以下の罰金または科料)
を問われることになってしまいます。

警察に届ければ損をする、黙って使えば犯罪になるというジレンマがありましたが、1977年に
「偽造通貨発見届け出者に対する協力謝金制度」
というものが設けられ、相当する額を「謝礼」としてもらえるようになりました。
その金額は2000円。
偽1万円札なら1万2千円、偽千円札なら3千円、偽500円玉なら2500円となります。

ただし、銀行はお金のプロであるため、受け取る時に気付くべきとされ、対象から除外されています。
銀行さん、くれぐれも偽札には気をつけてください。
タグ:偽札

ラーメンの由来




いまや日本の代表的な料理となったラーメン。
そのラーメンは一体いつから日本に登場したのでしょう?
また、ラーメンという名前はどこからついたのでしょう?


◆まず、ラーメンの歴史から。
ラーメンが日本に伝わったのは大正時代。
意外と最近なんです。
それまでのうどん・そばとは異なるめん類が、中国から横浜に伝わりました。
そば粉が入っているわけでもないのに『中華そば』と呼ばれ、日本人好みの独自の味に作り替えられていきました。
こうして庶民に親しまれていったのです。
そしてこの『中華そば』が徐々に『ラーメン』と呼ばれはじめます。そしてこの後、現在に至るまで日本全国に特色ある味がどんどん誕生しているのです。


◆次に『ラーメン』の名前の由来について。
『ラーメン』と呼ばれるようになった起源は、明らかではありません。
その数多くある説の一部をご紹介します。

@「拉麺」(ラーミェン)
中国語で手で引き伸ばしてめんを作る技法を「拉麺・ラーミェン」といいます。
これが変化して『ラーメン』と呼ばれるようになったという説。

A「老麺」(ラオシェン)
中国語で「そば」の意味の「老麺・ラオシェン」が変化したという説。

B「柳麺」(ラオミン)
大正時代、浅草の中華そば屋の屋号であった「柳麺・ラオミン」がなまって『ラーメン』と変化したという説。

C「ラー麺」
大正初期、札幌北大前の竹屋食堂にひとりの中国人コックがいました。
いつも「ラー!」「ラー!」(「はい!」という意味)と返事をしていたことから、そのコックの作るめんを「ラー・メン」と名付けたという説。

D「好了」(ハオラー)
1922年(大正11年)、竹家食堂の店員の「好了(ハオラー=できたよ)」と言う言葉がヒントになったという説。

色々ありますが@が本命でしょうか。
C、Dはちょっと胡散臭いですねわーい(嬉しい顔)

5円玉、50円玉に穴が開いている理由




日本にはコインの種類が6種類あります(2007年現在)。
1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉、500円玉
です。
この中で、5円玉と50円玉だけ真ん中に穴が開いています。
これはなぜでしょう?

一番大きな理由としては、他の額面の貨幣と識別を容易にするためだと言えます。
明治4年に「円、銭、厘」という現代の貨幣制度になってから、初めて穴あき貨幣が登場したのは、五銭白銅貨が発行された大正6年のことです。

このときは誤用を避けるといった理由のほかに、偽造防止、素材金属の節約などの意味がありました。
しかし、その後は、材料の価格以上に穴をあけるコストがかかるようになったため、節約の意味は失われるようになりました。

通貨『円』の由来について

日本の通貨『円』はどのようにして決まったのでしょうか?
この理由には色々な説があります。

まず、『円』の歴史についてみてみましょう。
『円』による貨幣制度の統一が決まったのは明治3年11月のことでした。
また、同じ時期に、『銀本位制の採用』および『貨幣単位の十進法への変更』も制定されました。

新しい貨幣呼称に『円』が採用された背景は、史料面での制約もあって明確になっていません。
しかし、いくつか説があります。

@新貨のかたちが円形に統一されたため

A洋銀の中国別称である『洋円』を継承したため

B香港銀貨と同品位、同重量の銀貨を製造することとした関係から、香港銀貨の『壱圓』(洋円1個の意味)にちなんだため


といった説が有力です。

いずれにしても、『円』が東南アジア貿易の決済に利用されていた銀貨の呼称であったという歴史的背景を考慮すると、両に代わる通貨単位としての『円』には日本貨幣を国際通貨として広く通用させたいという政府の願望が込められていた可能性が大きいでしょう。

レギュラーガソリンとハイオクガソリンの違いは?




軽油とガソリンの違いは書きました。

詳しくはこちら→軽油とガソリンの違いは?

では、同じガソリンでもレギュラーハイオクは何が違うのでしょうか?

レギュラーハイオクの違いは『オクタン価』と言う数値の差です。
さて、『オクタン価』の正体の前に、よいガソリンとは何か、ということについて考えましょう。

ガソリンの役目は、安定した出力を供給することです。
ガソリンが原因でエンジンの点火系統に異常が起こってはいけません。
そして、実はそのガソリンの良し悪し、つまりいかに安定して燃えるか、ということを指標化したのが『オクタン価』と呼ばれる数値なのです。

具体的には、『耐ノッキング性能』すなわちノッキングの起こりにくさを数値化したものなのです。
ノッキングとは、燃料の異常燃焼を引き起こす度合いを表します。
適切に燃焼が行われないと、エンジンにダメージを与え、走りに悪影響を及ぼすことになります。
こうした状況をいかに減らすかがガソリンに求められるクオリティです。
オクタン価が高い(ハイオクタン)ガソリンほどノッキングを起こしにくいのです。

ハイオクガソリンの場合、オクタン価は96以上なければならないという決まりがあります。スタンドで販売されているものは98〜100のものがほとんどで、なかなか高性能といえるでしょう。レギュラーの場合オクタン価は90から96ということが多いです。

さて、オクタン価の正体は分かりましたが、『オクタン』とは一体何なのでしょうか。

オクタンはガソリンに実際に含まれる物質です。
炭素と水素の化合物、すなわち炭化水素であり、化学式はC8H18になります。
化学式からも極めて燃焼しやすい物質であることが容易に理解できます。

そして、オクタンの価はガソリン中に含まれる『イソオクタン』を基準としています。
イソオクタンは安定して燃焼するため、ガソリンに含まれる割合は大きい方がよいです。
逆に、耐ノッキング性能の低いオクタン系の物質もあり、それらがガソリン中に含まれているとオクタン価は下がってします。

ハイオクガソリンのオクタン価が100前後であることは前述しました。
ではレギュラーガソリン車にハイオクを入れたら性能や燃費は向上するのでしょうか?

これは、一概に言える問題ではありません。
基本的に、レギュラー車はレギュラーガソリンを入れた時に最適のパフォーマンスを発揮するよう設計されています。
そのため、ハイオクを入れても性能が上がるどころか、調子が悪くなり燃費が下がってしまう可能性のほうが高いといえます。
しかし、排気量の大きい車など、一部の車種ではハイオクを入れると燃費が上がるということもあり得ます。
実際、ENEOSヴィーゴなどはレギュラー車にハイオクを入れても問題ない、という見解を出しています。(ただし、これは洗浄剤、摩擦調整剤がレギュラー車にも効用があるということであり、燃費が向上するかどうかは疑わしいのですが・・・)

逆に、ハイオク仕様車にレギュラーを入れたらどうなるのでしょう?
実は、よほど古い車でない限り、ハイオク車にレギュラーを入れた時の点火セッティングがコンピューターに組み込まれており、実害はないようになっています。
レギュラーを入れるのは「想定済み」なのです。 しかし、もちろんハイオクを使った時と比べて燃費は悪化します。

当然ながら、ハイオク車にしろレギュラー車にしろ、指定燃料を入れておくのが無難、というのが一般的な見方のようです。

軽油とガソリンの違いは?

ほとんどのガソリンスタンドにはレギュラーガソリンハイオクガソリン軽油の3つの表示があります。
軽油ガソリンとの違いはなんでしょう?

軽油はディーゼルエンジンの燃料ということはご存じでしょう。
軽油ガソリンも同じ石油から生まれているのですが、何が違うかまではなかなか知られていません。

ガソリン軽油も元は同じ石油です。
製法に関しても、石油に含まれているガスやワックスなどの成分を分離させるため加熱し、蒸留して作られているのでガソリンと同じです。
その違いは、蒸留時の採取温度にあります。

簡単に説明すると、ガソリンは石油を熱していった際、30℃から230℃の間で発生する蒸気を採取して作られるのに対し、軽油は140℃から380℃で発生する蒸気から採取されるのです。
つまり、より低い温度で蒸発するのがガソリンで、ゆえに常温常圧でも良く燃えるわけです。
対して軽油はより高温高圧の場合に良く燃える、という特性をもつことになります。

ちなみに、軽油は高温高圧での優れた特性(高圧力をかけての燃焼が可能なため燃焼効率、燃費ともに向上するなど)に対し、低温に弱いと言われています。

つまり、ある温度以下になると凍ってしうのです。
そのため、あまり知られていないですが、季節ごとに販売される軽油の成分は微妙に替えられています。
その種類はなんと5種類exclamation×2冬は凍りにくく、夏は熱くなりすぎない、それぞれの季節にぴったりの軽油が販売されています。
このような特性的な理由から、冬場にスキーに行く場合はなるべく現地(寒いエリア)で給油をするのがいいと言えます。

もう一つ軽油に関して覚えておきたいのが「セタン価」という言葉です。ガソリンで言うオクタン価と同じ意味をもちます。
セタン価が高いと、着火しやすく始動性が良くなる、排気ガスがきれい、馬力や燃費が向上、静粛性が高くなるなどの効果があります。
市販されている軽油の平均的なセタン価は53〜55です。
一部の会社ではここに目を付け、ガソリンレギュラーハイオクがあるように、セタン価を少し高めに設定したものを、プレミアム軽油として販売している場合もあります。

軽油ガソリンは同じ石油製品ですが、特性が異なります。
だから間違ってもガソリンエンジン車に軽油、ディーゼルエンジン車にガソリンなどは入れないように。
エンジンを壊す原因になってしまいます。
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